老後の住み替えで住宅ローンを借りる時の注意点は?

老後の住み替えで、住宅ローンを利用するつもりなのですが、借りる時の注意点はありますか?

A答え

できる限り短期間の借り入れにすることをおすすめします

多くの金融機関は、住宅ローン返済満了時の年齢の上限を80歳に定めています。65歳でも最大15年間ローンが組めるということです。しかし、住宅ローンは、借り入れできる額が実際に返せる額とは限りません。


今の年齢や今後の生活を考えれば、なおさら借入可能額の上限や期間で借り入れるべきではないでしょう。手元に残す老後資金と月々の返済額をよく考えて、できる限り短期間の借り入れになるようにすることが大切です。


イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。

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