事故物件の売却方法は?どうすべき?

事故物件の売却はどうしたらよいのでしょか?

A答え

一般的な売却方法で売れないということはありません

しかし、ハウスクリーニングやリフォームをしたり、そもそも家を取り壊すことで心理的瑕疵を和らげてから売却する必要があります。心理的瑕疵は、あくまで気持ちの問題なので、少しでも「住みたくない」と思わせる部分を和らげることができれば、売却できる可能性は高まります。


ただし、これらのことをしたとしても、事故物件でなくなるわけではありませんし、告知義務も引き続き果たす必要があります。


どうしても売れないという場合は、不動産会社に直接買い取ってもらうことを検討してみましょう。


事故物件としての相場価格よりさらに金額が落ちてしまいますが、周辺に知られることなく、すぐに売却することができます。金額が安くなるとはいえ、売りにくい事故物件には適した売却方法ともいえます。


イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。

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