再建築不可物件とは何ですか?

再建築不可物件とはどういった物件ですか?

調べることはできるのでしょうか?

A答え

建物を取り壊すと再び建物を建築できない土地のことです

接道義務(①建物の敷地(間口)が道路に2m以上接していること、②接している道路の幅員(道幅)が4m以上であること)を満たしていない不動産は、再建築不可となります。


ただし、田舎など都市計画区域が定められていない区域には接道義務がなかったり、自治体のルールが適用されるケースもあります。


政府の調査では、敷地に接している道路の幅員の4m以下の家が約3割を占めており、再建築不可の物件は珍しいものではありません。


自宅に接している道路が、建築基準法上の道路であるかどうかは、役所の「建築指導課」などで調べられます。また、自治体によってはインターネット上でも検索が可能です。


イクラ株式会社。同志社女子大学現代社会学部社会システム学科卒業。
三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)に入社し、主に不動産売買契約から決済(エスクロー)に至るまでの書類作成やチェックに携わる。
はじめての売却で売主が抱える悩み事に対して、不動産業界に数少ない女性の目線から、解決方法をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士など。

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