不動産売却の方法である、仲介と買取の違いは何でしょうか?

不動産の売却を考えています。
「仲介」という方法と「買取」という方法があるようなのですが、この2つの違いは何ですか?

A答え

違いは主に「買主」、「売却期間」、「売却価格」などです

仲介の場合の買主は、主に個人のお客様なのに対し、買取の場合の買主は不動産会社です。その為、仲介では3ヶ月が一つの目安となっており、長ければ1年かかることもありますが、買取は早ければ数日間で売却することが可能です。


しかし、買取価格は相場価格の60%〜70%になることが大半です。それに比べ、仲介は売主の希望金額を上乗せした価格で販売することもできるため、相場価格より高く売れるケースもあります。


どちらの方法もメリット・デメリットがありますが、基準となるのは相場価格です。まずは、自分の家の相場価格を知ることが重要です。


イクラ株式会社。同志社女子大学現代社会学部社会システム学科卒業。
三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)に入社し、主に不動産売買契約から決済(エスクロー)に至るまでの書類作成やチェックに携わる。
はじめての売却で売主が抱える悩み事に対して、不動産業界に数少ない女性の目線から、解決方法をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士など。

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