相続した家を売却するメリットは何ですか?

相続した家を売却しようかと考えています。

この場合のメリットは何でしょうか?

A答え

早く売る方が高く売れる可能性があり、管理の手間や費用の負担がなくなることです

老朽化してからの売却は、建物を解体するしかないこともあり、その費用を売買価格から値引くこともよくある話です。そうなる前に早めに売る方が高く売れることは言うまでもありません。


また、毎年の固定資産税の支払いや定期的な管理をしておかなければ、トラブルが起きた時の責任は所有者のあなたが負うこととなります。こういった負担も売却することでなくなります。


相続した家の売却利益が大きい場合、相続から3年10ヶ月以内の売却であれば「相続税の取得費加算の特例」が適用となり、売却益にかかる税金を節税することもできます。


イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。

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