住み替えで税金の控除を受ける際の注意点は?

住み替えで税金を控除を受ける際に注意することはありますか?

A答え

どの方法が一番節税効果が高いか比較しなければなりません

家の売却で利益が出たときは、譲渡所得を控除する特例と住宅ローン控除が併用できない為、どちらの方法がより節税効果が高いか比較して選択しなければなりません。


一方、売却で損失が出た場合は、住宅ローン控除と譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例は併用が可能です。しかし、損益通算の特例によって所得税がゼロとなる期間は、住宅ローン控除の効果はありません。


いずれも利用する場合は、買い替えした翌年に確定申告する必要があります。


イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。

このQAをシェア

  • B!

関連するQA