買取保証のデメリットは何ですか?

買取保証を利用した場合のデメリットは何ですか?

A答え

一番のデメリットは、買取金額が安いことです

不動産会社による買取保証額は、相場価格の7〜8割前後になってしまうことが一般的です。


目安になりますが、一般の消費者に3,000万円で売れる家が、不動産会社による買取だと2,100万円前後になってしまいますので、買取保証は安易に選択できる方法とはいえません。


また、各不動産会社によって、買取保証の条件が設けられており、保証がつけられないこともあります。詳細な条件や買取保証額については、売却を依頼する前の確認が必要です。


イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。

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