収益還元法とは何ですか?

収益還元法とはなにか教えてください。

A答え

投資用不動産(いわゆる収益物件)に使われる査定方法です

その不動産が将来どれぐらい稼ぎ出せるのか、収益力に基づいて不動産の価格を求める方法です


収益還元法の具体的な計算方法として、直接還元法とDCF法の2つがあります。直接還元法とは、不動産が生み出した1年間の収益を、その不動産から得られることが妥当な還元利回り(投資の利回り)で割り戻して不動産の価値を求める方法です。DCF法のDCFとは「Discounted Cash Flow」の略で、将来得られる収益と売却価格から現在の価値に割引き、それらを合計して不動産の価値を求める方法です。


イクラ株式会社代表。1986年大阪生まれ。関西大学文学部卒業。
野村證券株式会社に入社し、国内リテール業務を経て、その後三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて不動産売買仲介を行う。
不動産売買取引の契約実務や物件調査の経験をもとに、プロ向けに不動産の調査方法や用語解説、不動産市況、一般消費者向けに不動産業界の見えにくくわかりづらい不透明な情報をわかりやすく発信している。
主な資格は、宅地建物取引士、JSHIホームインスペクター、2級FPなど。

このQAをシェア

  • B!

関連するQA