共有名義で家を相続する場合の注意点は?

親の不動産を共有名義で相続することになりそうなのですが、この場合の注意点はありますか?

A答え

相続トラブルになる可能性が高まります

相続する財産が、被相続人の自宅のみで、かつ相続人が複数いるような場合、家の持分割合についてもめる可能性が高くなります。


仮に、スムーズに遺産分割ができたとしても、相続後に家の売却や活用をしたい時に共有者全員の同意が必要になります。だれか1人でも拒否すると、売却することも、活用することもできないことに注意が必要です。


はつね司法書士事務所。関西学院大学法学部法律学科卒業。
奈良まほろば法律事務所に入社し、主に弁護士業務(一般民事、離婚、相続、企業法務、債務整理)などの書類作成に携わる。
司法書士資格取得後、不動産登記の専門家である司法書士の立場から、特に数少ない女性司法書士の目線で、不動産売買に関わる離婚や相続、債務整理などについてわかりやすく発信している。
主な資格は、司法書士など。

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